人を変えるなんて、とっても無理なんです

職場には、いろんな長所を持つ人、いろんな苦手な持つ人がいて、人柄様々な人たちと仕事をしている。 その人柄によっては、職場にとって、不都合なものもあって、何とかしたいと思う。 例えば、会議でやたらと発言をする人。本人はよかれと思って、持論を述…

絶対、良くなると信じてこそ

生徒と粘り強くかかわれるのは、その子が絶対よくなると信じるから。 教員になって、1年目、当時の校長が、 「裏切られても、裏切られても生徒を信じること」と教えてくれたが、 良くなると信じてこそ、裏切られて、また、かかわることができる。生徒にも生…

お役に立てるよう尽力します

来週から、月2回程度、近隣の街の公立看護学院で国語の非常勤講師を務めます。 もちろん、勤務地の教育委員会からの許可はいただいていますよ。 「より深く聞く力、詠む力」 「より分かりやすく話す力、書く力」 の向上に尽力したい。 このことについて、幸…

やれば失敗もする、失敗してもやり直せる

不登校気味だった生徒が3月の中旬、僕の所に来て、目標ができた、行きたい高校ができたから、「4月から教室に戻る」と宣言していった。 僕は、「希望が叶うように応援するよ」と約束した。その時の生徒の髪の毛は、所謂、「茶髪」。もちろん、茶髪に対して…

いつかきっと

いつかきっとと思っているうちに、今の年齢になった。 きっと、この「いつかきっと」」は永遠に「いつかきっと」なのだろうと思うこの頃。 いつか人生が閉じる時がきたら、強制的に現状に納得して自分とお別れするということになりそうなそんな感じで、いく…

思い付いたら発信する、行動する

思い付いたら発信したり、行動したりすることにしている。 思い付いたことが、行動することの大きな根拠なのだ。必要だから、思い付くのだ。 3月も、夕方、思い付いて、映画を封切り日に観に行く。 www.youtube.com そして、原作も読んだ。 余命10年 (文芸…

友人の優しさ~励みをもらった

手術後、言葉の音によって、うまく話せない、伝わらないことがあって、そんな時は、こんな僕でもそれなりに気分がダウンする。特に、電話については、かなり伝わらないことがある。 何度も言い直すが伝わらず、名前すら分かってもらえないことも……。 先日も…

定年退職まで、残り2年に思う

平成7年9月に上咽頭に癌が見付かって、その後、4か月かかって、放射線治療した。 その年の6月に次男が生まれていた。 入院中、見ていたのが「白線流し」 www.youtube.com これを聴くと当時を思い出す。主治医の先生が、僕と同じ年の方だった。入院初日、…

目の前の生徒の持ち味を受け入れる 不登校対応

「髪の毛赤くしたんだね」と僕。「冬休み前、学校に来ないと思ったから」と生徒。 「今日は予定外に、自分なりに頑張って登校したんだね」と僕。 生徒は頷く。 「髪の毛は自分なりに可愛くしたかったんだ」と僕。 また、生徒は頷く。 「可愛くとか、きれいに…

「明日、登校します」 髪の毛は赤くしました

「明日は、登校したい」とのメール。 「では、迎えにいこう」ということに。今朝、髪の毛を赤くしていて、耳にはピアスが5つくらい。 相談室のソファに腰かけて、ゆっくり穏やかに話をする。 まずは、「受け入れる」、「受け入れる」ことを大切にしようと思…

今日は無理、月曜日は無理「不登校」

今日も迎えに行くも、 保護者から、私では説得できないのでと促され、生徒に会う……。 「準備するよ」と声を掛けたが、 「今日は無理、月曜日は無理」と。 「学校に来ないというやり方、生き方もあるけど、 今のあなたは来た方がよいと僕は思うよ」と。 しか…

今日は学校に行かない 学校に居場所はない 楽しくない

何とか迎えに行くことによって、週一くらいで登校していた生徒が今日は出てこなかった。 呼び鈴を鳴らすも、聞こえてくるのは飼い犬の吠える声。 結局、ここ何回かの登校で、彼女の居場所を学校に作れなかったように思う。 この生徒の他にも保健室登校や相談…

学校に来ない理由、来れない理由

学校に来ない、来れない理由を尋ねることがあるが、 それを聞いたところで、大して解決に繋がったこなかった。 友人関係のトラブルなど、その理由が明確で、また、学校の中で解決可能な要因であればどうにかなる可能性はあるものの、保護者の課題等、家庭の…

「家がいい」積極的な不登校 登校できないのではなく、「行かない」

学校に来れないのではなくて、 「行かない」と生徒が増えている。 昨日、ニュースを見ていると、勤務形態がリモートから会社への出勤に変わったことを契機に退職するという社会人もいるとのこと。 「学校より、家がいい」と言う生徒がいて当然。 学校に登校…

出会い

自分がね、 人をいいとか、悪とか、評価できるほどちゃんとしてないから、 出会ったご縁を大切にしたいと思う。 「ご縁を大切にする」とは、「なぜ?、出会ったのか」と考えること。 「あ~、そうかこのことのためだったのか」と気づき、その出会いが必然だ…

自分の正義 人の正義 強く正しく生きよう

勤務校のブログに書いたことです。 嫌なこと、傷つくことはある。自分の正義は人の正義とは限らないから、逆に、人の正義が自分の正義とは限らないから、人とのかかわりの中で嫌なことはある。嫌だと思った時、良く考えて、そこに相手の悪意を感じた時には、…

ワクワクする学校

ワクワクして、通学できる学校がいいね。 今日も、明日も学校にくればご機嫌で! 問題は、学校生活で最も長い勉強の時間、授業~分からないとなんと退屈で苦痛の時間であるどろうということ。 確実に積み上げてこないと、ある時期に急に追いつこう思ってもか…

やりたいことをやる

やりたいことをやっています。 思い付いたことをやっています。 それは、「わがままに」とか、「私利私欲」ためということではなく、 人のためとか、 人の役に立ちたいとか、 そんな思いが根底にあるから、大きな間違いはしないと思っている。 これまで生き…

やりたいことをやりたいように

毎日、暑い日が続いています。皆さん、ご機嫌いかがですか? 「子育て」についてというお題で原稿依頼をいただいたものの、単身赴任を20年も続けた私にとって、気が付けば、長男、長女、次男も各々社会人として自立し、家庭人にもなっていたという状況であ…

生かされること 生きること 22(自分史)

23 命⑯~中咽頭癌 3 手術まで、あれこれと検査があったり、移植の関係から形成外科を受診したりもした。 手術は丸一日かかると言うことだった。 手術日も決まって、入院日を待つばかりになっていた。 しかし、予定の変更。 首から切らなくても、口から手術…

生かされること 生きること 21(自分史)

22 命⑮~中咽頭癌 2 治療方法は3つ。 1つは、放射線による治療 2つ目は、化学治療、所謂、抗癌剤による治療、 3つ目は、手術。 受診の際、医師から「お久しぶりだね」と。20数年前に上咽頭の治療をした時に面倒をみていただいた医師のうちのお一方だっ…

生かされること 生きること 20(自分史)

21 命⑭~中咽頭癌 1 時代は平成が令和へ、その元年に校長として3校目の学校へと異動。4月から喉の痛みが取れなかった。いくつかの個人病院を受診したものの、頓服的な痛み止めをもらう程度で根本的な解決にならなかった。 そのうち、夏になって、高熱が出る…

生かされること 生きること 19(自分史)

20 生きる力 ⑦ 指導主事として、北海道教育委員会に勤務することを終え、学校現場に戻った。 10年の指導主事時代でたくさんの人に出会ったし、教員ではできない経験もした。終わってしまったことだし、やって無駄なことはないので、よかったと思っているが…

生かされること 生きること 18(自分史)

19 命⑬~C型肝炎 僕自身の病歴から言えば、通常なら大きな治療もおまけみたいなもの。恐らく、母子感染だろう、肝炎の症状が血液の状況に現れるようになった。 日常が前述のような生活ため、体の不調は疲労なのか、肝炎によるものなのか分からない状況だっ…

生かされること 生きること 17(自分史)

18 生きる力 ⑥ 指導主事の一番の仕事は、各学校を訪問し、授業を参観したり、それにかかわるアドバイスをしたりする。また、事務的なものとして国や北海道が実施する教育関係の調査の集約、さらに研修等の立案や運営、各種資料づくりと多岐に渡った。 限られ…

生かされること 生きること 16(自分史)

17 生きる力 ⑤ 体調も安定していく中、校内における授業研究等に力を注いだ。若い職員が多い職場だったので、35歳を過ぎる頃には、リーダー的な役割をになうようにもなった。その頃は大きな教育の転換期にもあり、公開研究会を開催し、200名以上の教員…

生かされること 生きること 15(自分史)

16 命⑫~潰瘍性大腸炎 7 内服での治療についても回復の目途が立たず、外科的にという話になっていった。 「Jポーチ」を作るということ。大腸を全摘して、小腸で袋と管を作って直腸とつなぐということ。しかし、今、入院中の病院ではまだやったことがないと…

生かされること 生きること 14(自分史)

15 命⑪~潰瘍性大腸炎 6 喉は回復していき、仕事も順調で、平成10年の1月には次のステップとして、北海道教育委員会へ入る試験を受けたりもした。 しかし、いつものように雪の降るころから、お腹がグズグズ言い出し、出血、下痢という状況になっていた。…

生かされること 生きること 13(自分史)

14 命⑩~上咽頭腫瘍 6 平成8年3月に職場に戻る。 後遺症的なものは、「唾がでないこと」。話しにくかったり、虫歯になりやすかったり。「首が晴れたこと」。風邪などをひくと、首が腫れた。パンパンに腫れて、皮膚が破れてしまうほどの時もあった。 体よ…

生かされること 生きること 12(自分史)

13 命⑨~上咽頭腫瘍 5 それから、2月一杯自宅療養した。 痛み止めだったモルヒネの減量がうまくいかず、辛い時期もあったが徐々に体力も回復していった。 2月上旬、ニュースは豊浜トンネル崩落事故の様子を流していた。 幼稚園から帰ってきて長男は、いつ…