自分の子供に伝えたい行動、伝えたくない行動
自分の価値観を分析するみたいな本があって、いくつかの質問に答えながら、分析していくのだけれど、質問の一つに、
「自分の子供に伝えたい行動、伝えたくない行動」
というのがあってね、皆さんならどうかな?
僕は伝えることに関しては、「耐える」、「耐える強さ」。
人生、気持ちのよいことばかりじゃない。嫌なことはあると、割り切って、耐える、そして、乗り越える必要があると思うんだ。
「なんで僕は癌になったんだろう」とウジウジしたって解決しない。
「彼女はなぜあんなことを言ったんだ、傷つた!」、それは彼女によかれ、正義だったのかもしれない。
気持ち弱く、人のせいにしたり、不幸ぶったりしないで、そんなことくらいと乗り越える力、耐性を伝えたいな。
こんなことを言っちゃ、まずいのは承知で、いじめられることはあるんだよ~子供たちよ、越えろと言いたいね。
伝えたくないのは、「人を騙す」とか「ずるい」とか。裏を返させば、「誠実」「優しい」がいい。
この年になって、周りの友人・知人を見ていると、所謂、出世していたり、それなりの社会的地位を築いている人は、「優しいなあ」と思う人。
目先のことで、あれこれ立ち回ったり人のせいにしたりする人は、僕は嫌いだな~
久しぶりにこれを読む。この世界、この心境が理想郷!
雨にも負けず 風にも負けず
雪にも夏の暑さにも負けぬ
丈夫なからだを持ち
欲は無く 決して瞋からず
何時も静かに笑っている
一日に玄米四合と 味噌と少しの野菜を食べ
あらゆる事を自分を勘定に入れずに
良く見聞きし判り そして忘れず
野原の松の林の影の 小さな萱葺きの小屋に居て
東に病気の子供あれば 行って看病してやり
西に疲れた母あれば 行ってその稲の束を背負い
南に死にそうな人あれば 行って怖がらなくても良いと言い
北に喧嘩や訴訟があれば つまらないからやめろと言い
日照りのときは涙を流し
寒さの夏はオロオロ歩き
皆にデクノボーと呼ばれ
誉められもせず苦にもされず
そういう者に 私はなりたい
なんて言いながら、お正月、食べたいな~