あなたを丸ごと理解したい

「あれが足りないから、これをしろ」、「こんなところがダメだから、早く直せ」と言って、人が動いてくれるなら、そんな簡単なことはないという話。
「指示や命令だけで、人は動かない」よね。
と、分かっているのに作業マニュアルや本社からの指令などを根拠にあれこれ言う人がやっぱりいるんだよね。

 

僕は、「やれること、やれないこと、さらには、やれる時、やれない時があって、人間。一人一人がそうであっても、組織としてプラスマイナス0ゼロでいいじゃん」、「互いを理解し、認め合うことで、成果が上がる」と考えるようにしている。


もちろん、欠点を理解し、その克服に努めることは大切なこと。でも、欠点が(欠点のレベルにもよるが、他者に多大な迷惑をかけているような欠点は大至急改善してほしいが…)個人のデメリットレベルことであれば、大したことではなく、そのことができないコンプレックスを抱えるくらいなら、「できなくていい」と開き直っていいのでは……と、欠点を理解してあげたいと思う。
それよりも、大切なのは、その人のよさで、欠点を補い余り得るくらいの個性を発揮してくれれば、会社としてうれしい。

だから、自己肯定感低めの職員には、自分のよさに気付くよう促してあげたいし、よさをう~んと評価してあげて、超褒めてあげたい。
例えば、アイドルグループのメンバーはそのグループに入れる個性、良さをもっていて、そのことで成功しているということ。それぞれのメンバーにそれなりの短所があるでしょうが、やっぱりアイドルとして、多くのファンがいて、支持されているということ。

 

「ダメ出し」ばかりじゃ、何も動かないということでした。
では、この辺で~ではでは。

 

寒くて寒くて、温かいものでも食べたいね。