生かされること 生きること 7(自分史)

6 命③~潰瘍性大腸炎 2

 高校、大学と素敵な思い出はたくさんあり、書き残したい。それは、また、後日。

 潰瘍性大腸炎の話を進めます。

 就職して、1年目、冬が近づく頃になると調子を崩した。腹痛、下痢、出血。便器が黒く赤くなる毎日。食事も十分に摂れなくなって、地元の病院に勤務が終わってから通って、点滴してもらってという感じで凌いだ。

 それでも、暖かくなると病状も落ち着いて、就職して2年目、4月からは学級を担任するようにもなった。

 専門は国語だったので、書く指導を中心に自分なりに研修を深め、国語の教員としてのネットワークを広がっていった。担任としても、生徒の心の居場所となる学級づくりを目指して、自分なりの力を尽くしていた。

 人生的にも、翌年の4月には結婚すること決めていた。

 しかしながら、11月、寒くなってくると絶不調。
腹痛、下痢、出血。

 日が経つにつれて、腹痛が半端なくなり、学生時代に入院した大学病院を受診。即、入院決定。

 12月に入院した。
 記憶が正しければ、12月15日金曜日。前の日、吉田拓郎信者だった僕はコンサートに行ったような気がする。「吉田拓郎 コンサートツアー89~90 人間なんて」
よくその2時間以上の時間、耐えたものだと思う。

 

そこから、約3か月に渡る入院生活が始まる。

 

ひまわりのころ

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