生かされること 生きること 22(自分史)

23 命⑯~中咽頭癌 3

 手術まで、あれこれと検査があったり、移植の関係から形成外科を受診したりもした。

 手術は丸一日かかると言うことだった。
 手術日も決まって、入院日を待つばかりになっていた。
 しかし、予定の変更。
 首から切らなくても、口から手術できると。所謂、「経口的手術」への変更だった。当然、こちらの方が、後遺症も軽い。

 入院日も変更になり、職場のみんなで作り上げてきた公開研究会にも出席できた。

 

 11月中旬から入院、手術して、約1か月。

 年内に学校に戻り、生徒の皆さんが温かな拍手で迎えてくれた。

 

 目には見えないほどの、CTにも映らないほどの取り残しの癌はある可能性はあるものの、この2,3年のうちに命ごともっていかれるようなことはない。

 後遺症は、

呑み込めない、
すすれない、

 何かと鼻から抜ける。
 言葉が分かりにくくなり、音域が狭まったり、音程が取りにくくなったり…歌えなくなった。

 

 住宅の日当たりが悪くって、さらに風もスース―って感じ。

外より寒い。

これらで、体の中から温めています。