不登校を考える 1 消極的な不登校 積極的な不登校

何回かに分けて、不登校について考えてみたい。

平成14年から教育行政の仕事に就いて、15、6年は不登校についての調査研究が大きなプロジェクトだった。

適応指導教室の現状を調査したり、学校復帰までの手立てを研究したり、やりがい感じる仕事させてもらった。

しかし、この頃の不登校の状況と現在とでは随分違う。

この頃は、学校に来ることが前提で、登校したくても来ることができない生徒だった。理由は様々であり、複合型とか言って理由など明確にできない生徒も多かった。不登校になってしまったのであり、「消極的な不登校」であった。

 

今は、来る気になれば登校できる不登校生徒も多い。学校より家がいい、だから、学校に来ない「積極的な不登校」。もちろん、消極的な不登校生徒もいる。

価値観が多様化し、学校の価値も人それぞれ、家庭それぞれになる中で、学校に行かないことも、より認められるようになったように思う。学校に行かない選択もありだと学校人の僕でさえ思う。

来れない生徒、来ない生徒、そして、教室に生徒がいなくなったなんてことになりかねないと思うこの頃です。
今日はこの辺で!

今日はこれを読みましたよ。

 

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文科は学校に来ることが当たり前で書かれているように思うがどうかな?それこそ、当たり前か!

もちろん、学校には行った方がよいと僕も思っていますよ。

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この動画、この頃、喉がず~っと痛くてね、それでも「癌」だなんて思わず、唄ってたんだよ。