平成7年9月に上咽頭に癌が見付かって、その後、4か月かかって、放射線治療した。
その年の6月に次男が生まれていた。
入院中、見ていたのが「白線流し」
これを聴くと当時を思い出す。
主治医の先生が、僕と同じ年の方だった。入院初日、こう聞いた。
「定年、60歳まで働けますか」
「大丈夫」と力強く答えてくれた。
時は流れて……また、2年前、中咽頭の癌にもなったけれど、「定年退職」、そのゴールまで、あと2年。ゴールが見えてきた。
次男も、今年、2月に父になった。
命を救ってくれた、先生は亡くなっているいらしい。いつ間にか、そんな年齢になった。
あと、2年、全力で駆け抜ける。
単身赴任の僕にはとっても便利!