2021-05-01から1ヶ月間の記事一覧

生かされること 生きること 15(自分史)

16 命⑫~潰瘍性大腸炎 7 内服での治療についても回復の目途が立たず、外科的にという話になっていった。 「Jポーチ」を作るということ。大腸を全摘して、小腸で袋と管を作って直腸とつなぐということ。しかし、今、入院中の病院ではまだやったことがないと…

生かされること 生きること 14(自分史)

15 命⑪~潰瘍性大腸炎 6 喉は回復していき、仕事も順調で、平成10年の1月には次のステップとして、北海道教育委員会へ入る試験を受けたりもした。 しかし、いつものように雪の降るころから、お腹がグズグズ言い出し、出血、下痢という状況になっていた。…

生かされること 生きること 13(自分史)

14 命⑩~上咽頭腫瘍 6 平成8年3月に職場に戻る。 後遺症的なものは、「唾がでないこと」。話しにくかったり、虫歯になりやすかったり。「首が晴れたこと」。風邪などをひくと、首が腫れた。パンパンに腫れて、皮膚が破れてしまうほどの時もあった。 体よ…

生かされること 生きること 12(自分史)

13 命⑨~上咽頭腫瘍 5 それから、2月一杯自宅療養した。 痛み止めだったモルヒネの減量がうまくいかず、辛い時期もあったが徐々に体力も回復していった。 2月上旬、ニュースは豊浜トンネル崩落事故の様子を流していた。 幼稚園から帰ってきて長男は、いつ…

生かされること 生きること 11(自分史)

11 命⑦~上咽頭腫瘍 3 放射線をかけ続けるという治療については、強烈に辛いということはなく、淡々と回数を消化していた。 だから、命をもっていかれるというような感じは全くなかった。 きつかったのは周囲の人たちの負担や心配を感じる時だった。 お見舞…

生かされること 生きること 10(自分史)

10 命⑥~上咽頭腫瘍 2 告知から、約1か月後、北海度大学病院への入院。その頃には、首のリンパ節がパンパンに腫れてうまく呼吸ができない状況だった。入院した時には、腫瘍というより、窒息していまうことを心配されたくらいだった。 www.youtube.com 治療…

生かされること 生きること 9(自分史)

9 命⑤~上咽頭腫瘍 1 転勤して、平成5年から2年生の担任をし、その生徒たちが平成7年の春に卒業。引き続き、今度は1年生の担任になる。 春から耳の調子が悪かった。3月に、東京ドームでローリングストーンズのライブへ。聞こえが悪い。個人病院なども受…