生かされること 生きること 2(自分史)

2 生きる力①

 幼少期から小学生の頃は、母に言われるままにあれこれやった。

 オルガン、習字、そろばん等の習い事……。
 あと、なぜ、そんなことをさせたのか分からないが、日記のように詩を書くこと。ノートにも書いたがチラシみたいなものの裏に書いて、詩に合わせた挿絵?イラスト?みたいなものを描けとか……。そうそう、本もよく買ってきて、「読め」と。

そのころは、あれこれコンクール等で賞をいただくこともあって、それが次への意欲にもなり、励みにもなった。

 しかしながら、大きく実を結んだものがあるかと言われれば、どれも中途半端だった。

 それでも、これらがすべてと言っていいくらいに、今の生きる力になっているということ。今の職業の性質もあり、仕事しても随分役に立っている。やりたいことで溢れているのは、このころにあれこれ挑戦させられたからと強く思う。